前回(2019/12/22)のブログで、硫化水素の飽和溶液に対するZnSの溶解度を求めました。今回は一定量の沈殿剤(具体的には硫化ナトリウムやチオアセトアミドなど)を加えた溶液に対するZnSの溶解度を求めます。 用いた平衡定数は前回(2019/12/22)通りです。添加した沈殿剤のS濃度 ...
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2019年12月
様々な金属硫化物の硫化水素飽和溶液への溶解度
pHを調整した硫化水素飽和溶液へのCuS, PbS, CdS, ZnS, NiS, FeSおよびMnSの溶解度を求め、pHと溶解度の関係を調べます。 硫化水素飽和溶液では[H2S]= 0.1 mol/Lが成立する、とします。錯体の生成は、ヒドロキシド錯体のみを考慮します。用いた溶解度の計算式は次の通りです ...
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Cu2+にH2Sを通じる
Cu2+を含む様々なpHの溶液にH2Sを十分に通じたときのCuSの理論的な溶解度を求めます。 具体的には、Cc = 0.3 mol/LのHClおよびCn mol/LのNH3を含む溶液にH2Sを十分に吹き込んだときのCuSの溶解度s (mol/L)を求めます。硫化水素を十分に通じて飽和したとき、[H2S] = 0.1 mol/ ...
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金属硫化物の沈殿平衡
硫化水素は様々な金属イオンと水に難溶な硫化物沈殿を生成します。この沈殿生成反応は、定性分析でよく利用されます。金属硫化物の溶解度積と溶解度の関係について説明します。 たとえば、n価の金属イオン(Mn+)に対しては、次の溶解平衡が成立します。M2Sn ⇆ 2Mn+ + nS2- ...
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硫化水素の溶解と酸塩基平衡
硫化水素は水に溶けて硫化物イオン(S2-)を生成し、S2-は多くの金属イオンと反応して硫化物沈殿を生成します。この硫化水素に関して、水への溶解と酸塩基平衡について説明します。 硫化水素は2価の弱酸で、水中で次のように電離します。H2S ⇆ H+ + HS- ...
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