前回(2021/03/21)は硫酸濃度を変えたときのpHと化学種濃度の変化を調べました。今回は一定量の硫酸に水酸化ナトリウムを添加したときのpHと化学種濃度の変化について、活量係数補正を行って調べます。 硫酸の解離反応は次の通り。 H2SO4 → H+ + HSO4- …1段目(完全解離) ...
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2021年03月
硫酸の濃度とpHについて-活量係数を考慮して
高校の教科書には、"強酸"の説明として「水溶液中でほとんどすべて電離している(=電離度が1に近い)酸を強酸という」と書かれており、その例として"硫酸"は「2価の強酸」に分類されています。このことが原因なのかも知れませが、硫酸溶液は常に(=どんな濃度でも)H2SO4 ...
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二酸化炭素の溶解と酸塩基平衡 (2)-CO2分圧が変化するとき
今回は気相と溶液でCO2の平衡が成立するとき、CO2分圧の変化によって炭酸、炭酸塩溶液のpHがどのようになるか調べます。 <CO2分圧とpHの関係> 前回(2021/03/07)説明した通り、気相と溶液でCO2の平衡が成立するとき、 [CO2(aq)] = KHPco2 …① [HCO3] = K1[CO2(aq)]/[H] = ...
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二酸化炭素の溶解と酸塩基平衡 (1) -大気との平衡
今回は大気中のCO2と平衡が成立するときの炭酸、炭酸塩のpHについて調べます。また比較のため、大気のCO2との平衡が成立しないときについても検討します。●気液平衡: 二酸化炭素ガスCO2(gas)はある程度水にとけます。水に溶けた二酸化炭素CO2(aq)は、気体中の二酸化炭素CO2 ...
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