滴定曲線、溶解度などーエクセルを用いて

元化学技術者の気ままな自由研究です。エクセルを用いて「酸塩基平衡」「沈殿平衡」「錯体平衡」「酸化還元平衡」「分配平衡」など溶液内の様々な平衡問題について取り組んでみたいと思います。

2021年05月

前回(2021/05/23)は、配位子の平衡濃度が既知の場合について、溶液中の化学種の平衡濃度を求めました。今回は配位子の平衡濃度が未知の場合について考えます。 <配位子の平衡濃度未知の場合の濃度計算> 一般に錯形成反応において、配位子の全濃度(式量濃度)は分かっても平 ... もっと読む

錯生成平衡についてはこれまで沈殿平衡やEDTA滴定などとの関連ですでに取り扱ってきましたが、ここで改めて錯生成平衡の基礎について説明します。  <錯生成平衡と平衡定数> 水溶液中の金属イオンMn+は溶媒である水が配位して水和イオンM(H2O)xn+を形成しています。ここに ... もっと読む

これまで(2021/05/02, 2021/05/09)に引き続き滴定誤差について考察します。今回は弱酸の混合物の滴定における滴定誤差についてです。    1価の弱酸(HX, HY)の混合物 Cxo mol/Lの1価弱酸(HX, 酸解離定数Kx)およびCyo mol/Lの1価弱酸(HY, 酸解離定数Ky)を含むVa mLの混合 ... もっと読む

前回(2021/05/02)に続いて、今回は多価の酸・塩基の滴定における滴定誤差について考察します。    <2価弱酸の滴定における滴定誤差> Cao mol/Lの2価の弱酸(H2A, 酸解離定数: K1, K2)をCbo mol/LのNaOHで滴定する場合、滴定曲線の式は次式で与えられます(2021/04/18) ... もっと読む

酸塩基滴定の滴定誤差について考えます。滴定誤差は滴定で実験的に求めた終点が理論的な当量点に一致しないためにおこる誤差です。広義には滴定操作によるばらつきなどを含める場合もありますが、ここでは主に終点検出方法(たとえば、滴定指示薬による目視法)に原理的に伴う ... もっと読む

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