滴定曲線、溶解度などーエクセルを用いて

元化学技術者の気ままな自由研究です。エクセルを用いて「酸塩基平衡」「沈殿平衡」「錯体平衡」「酸化還元平衡」「分配平衡」など溶液内の様々な平衡問題について取り組んでみたいと思います。

2021年09月

鉄(III)のOH単核・多核錯体、SO4錯体の生成やイオン強度の影響を考慮して、硫酸鉄(III)に酸または塩基を加えた場合の平衡計算を行います。    Fe(OH)3の沈殿については、無定形沈殿(pKsp=38.8)を想定しました。様々なイオン強度における平衡定数値を図-1に示します(出典: ... もっと読む

以前(2020/01/26)、Al(OH)3の溶解度に及ぼす結晶形の違いについて報告しました。今回は錯体生成や活量係数補正を考慮してFe(III)(OH)3の溶解度と結晶形の関係について調べます。    鉄(III)塩の溶液に常温でアルカリをすばやく添加すると無定形(アモルファス)の沈殿が得 ... もっと読む

以前「Fe(NO3)3にNH3を加える」(2019/07/21)において、「0.1 mol/L硝酸鉄(III)水溶液はアンモニアを加えなくても一部Fe(OH)3の沈殿が生成する」という計算結果を出しました。しかし実際の硝酸鉄(III)は可溶性です。このような計算結果となったのは、NO3錯体、多核OH錯体の生 ... もっと読む

前回(2021/08/29)からの続きです。 前回報告した「0~5 mol/L塩酸溶液に対するAgClの溶解度」の結果をもう一度示します(図-1)。 図-1 <塩化物イオン濃度に対する各化学種濃度と溶解度> 図-1の結果を用いて、 塩化物イオン濃度([Cl])に対するAgClの溶解度(S)および銀( ... もっと読む

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