典型的な系統的定性分析において、カドミウムイオン(Cd2+)は第Ⅱ族に属し、0.3 M HCl中でH2Sによって黄色の硫化物沈殿を作って、第Ⅲ族以下の元素から分離されます。しかし0.5 M HCl以上になると沈殿は不完全となり、また生成したCdS沈殿を2 M HCl中で煮沸すると溶解します。 ...
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タグ:デービス式
PbCl2の溶解度に及ぼすHCl濃度の影響-活量係数補正
PbCl2の沈殿平衡については、(2024-08-11)において取り上げましたが、しかしこのときはイオン強度による影響を考慮しませんでした。今回は、PbCl2の溶解度に対するHCl濃度の影響について、イオン強度による影響も含めて解析します。 <<Pb-Cl系の関係式>> 様々なイオン ...
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錯生成定数に対するイオン強度の影響-Cd(II)-Cl系
カドミウムイオン(Cd2+)は塩化物イオン(Cl-)と塩化物錯体(CdCl+, CdCl2, CdCl3-, CdCl42-)を作ります。このCd-Cl錯体の平衡、特にイオン強度の大きな溶液中での活量係数を考慮した平衡について調べます。 <<平衡式、生成定数および化学種濃度>> 前提として十分な酸が ...
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酸塩基の強さと解離定数
水溶液中でほとんど完全に解離する酸塩基を「強酸」「強塩基」と言います。また部分的にしか解離しない酸塩基を「弱酸」「弱塩基」と言い、その解離の程度は解離定数で表されます。今回は酸塩基の強さについて考察します。 <<強酸、強塩基の水溶液>> <酸塩基の強さと ...
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