カルシウムイオンとバリウムイオンを含む溶液に硫酸を加えて分別沈殿を行うことを考えます。CaSO4とBaSO4の溶解度積を比較するとBaSO4の方が小さいので、硫酸を加えていくと先にBaSO4が沈殿し、次いでCaSO4が沈殿します。Ca2+を溶液にとどめて、Ba2+だけを選択的に沈殿させる ...
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タグ:修正デービス式
水酸化鉄(Ⅲ)の溶解度(3)-硝酸鉄(III)溶液に酸または塩基を加える
鉄(III)のOH単核錯体・多核錯体、NO3錯体の生成やイオン強度の影響を考慮して、硝酸鉄(III)溶液に酸(HNO3)または塩基(NaOH)を加えた場合の平衡計算を行います。 <関係式> Fe(OH)3の沈殿については、無定形沈殿(pKsp=38.8)を想定しました。その他の定数については前回 ...
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水酸化鉄(Ⅲ)の溶解度(2)-より厳密な平衡計算
前回(2024-10-20)は、「0.1 molの硝酸鉄(III)を水に溶かして1Lにすると、水酸化鉄(III)が一部沈殿する」という計算結果になりましたが、これは事実に反します。したがって今回は、NO3-錯体、多核錯体の生成や活量係数補正を考慮に入れて、もう少し厳密に平衡計算を実施します ...
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AgClの溶解度(4)-活量係数補正
AgClの溶解度に対する塩酸の影響については、(2024-08-18)および(2024-08-25)で取り上げましたが、このときはイオン強度の影響を無視しました。今回はイオン強度別の平衡定数データを基に、イオン強度の影響も含めて、AgClの溶解度に及ぼすHCl濃度の影響について詳細に調べま ...
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Fe(III)-OH系溶液の平衡と溶解度(1)-硝酸鉄(III)にHNO3を加える
以前「Fe(NO3)3にNH3を加える」(2019/07/21)において、「0.1 mol/L硝酸鉄(III)水溶液はアンモニアを加えなくても一部Fe(OH)3の沈殿が生成する」という計算結果を出しました。しかし実際の硝酸鉄(III)は可溶性です。このような計算結果となったのは、NO3錯体、多核OH錯体の生 ...
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