これまで溶解度を求める場合、主に 25℃における平衡定数を用いて計算してきました。なぜならば、一般に平衡定数値の測定は25℃で行うことが基準であり、教科書等では25℃での値が記載されていることが多いからです。しかし、実際問題として、異なった温度における溶解度を ...
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タグ:炭酸カルシウム
炭酸塩によるCaとMgの分別沈殿
前回(2025-02-16)の検討で明らかなように、炭酸塩によるCaとMgの分別沈殿において、pHおよび(NH4)2CO3の添加濃度が高くなると、場合によってはMgCO3の沈殿が生じます。また逆にこれらを低くなると、CaCO3の溶解度が大きくなり、沈殿が不完全になります。どのような条件下でMg ...
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CaCO3の溶解度(4)-いくつかの平衡問題(その2)
前回に引き続き、CaCO3の沈殿平衡に関するいくつかの具体的な問題を解きます。 <<気相中CO2との平衡がない場合>>(前回からの続き) <固体CaCO3が共存する溶液にNaOHまたはHClを加える> 前回(2025-01-26)は、Ca溶液に炭酸塩あるいはCO2を加えてCaCO3が沈殿する様子 ...
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CaCO3の溶解度(3)-いくつかの平衡問題(その1)
今回はCaCO3の沈殿平衡に関するいくつかの具体的な問題を解きたいと思います。 <<気相中CO2との平衡がない場合>> CaCO3の沈殿平衡に関連して次の平衡式が成立します(2025-01-12)。 K1 = [H][HCO3]/[CO2(aq)] K2 = [H][CO3]/[HCO3] Kw = [H][OH] βo = [CaOH]/([Ca][OH ...
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CaCO3の溶解度(2)-気相中CO2との平衡あり
前回(2025-01-12)は、気相のCO2との平衡を無視して溶液中のCaCO3の沈殿平衡を考えました。自然界においては、大気中のCO2がCaCO3の沈殿・溶解に大きく影響します。今回は気相のCO2との平衡を考慮に入れて溶液中のCaCO3の沈殿平衡を考えます。 <<CaCO3飽和溶液-CO2(g)系平衡 ...
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