滴定曲線、溶解度などーエクセルを用いて

元化学技術者の気ままな自由研究です。エクセルを用いて「酸塩基平衡」「沈殿平衡」「錯体平衡」「酸化還元平衡」「分配平衡」など溶液内の様々な平衡問題について取り組んでみたいと思います。

タグ:硫化物錯体

典型的な系統的定性分析において、カドミウムイオン(Cd2+)は第Ⅱ族に属し、0.3 M HCl中でH2Sによって黄色の硫化物沈殿を作って、第Ⅲ族以下の元素から分離されます。しかし0.5 M HCl以上になると沈殿は不完全となり、また生成したCdS沈殿を2 M HCl中で煮沸すると溶解します。 ... もっと読む

常温でNH3を加えて塩基性にしたNi溶液に(NH4)2Sを加えると無定形のNiS(α)が沈殿します。この沈殿を加熱・放置すると結晶性のNiS(β,γ)へ変化します。今回は、硫化物錯体の影響を考慮しつつ、硫化水素を飽和した溶液あるいはHCl, NH3および(NH4)2Sを含む溶液に対するNiSの溶 ... もっと読む

前回(2024-12-08)は、様々な金属硫化物の溶解度について調べましたが、しかしこの時は硫化物錯体については考慮しませんでした。今回は、硫化物錯体の影響を考慮してZnSの溶解度を計算します。   <<ZnSの溶解度-Zn(HS)n錯体の影響-H2S飽和の場合>> まず、前回(2024-12-0 ... もっと読む

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