前回(2021/08/29)からの続きです。 前回報告した「0~5 mol/L塩酸溶液に対するAgClの溶解度」の結果をもう一度示します(図-1)。 図-1 <塩化物イオン濃度に対する各化学種濃度と溶解度> 図-1の結果を用いて、 塩化物イオン濃度([Cl])に対するAgClの溶解度(S)および銀( ...
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タグ:銀
AgClの溶解度に及ぼすHCl濃度の影響(1)
系統的無機定性分析において、銀(I)イオン(Ag+)は第Ⅰ族に属し、塩酸溶液中で白色の塩化物沈殿を作って、第Ⅱ族以下の元素から分離されます。AgClの溶解度に対する塩酸の影響については以前(2019-04-08, 2019-04-09)このブログで取り上げましたが、このときはイオン強度(活量 ...
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錯生成平衡の基礎 (3)
配位子がブレンステッド塩基の場合、金属イオンとともにプロトンとも反応するので錯生成平衡はpHの影響を受けます。ブレンステッド塩基の配位子としては、NH3, CN-, F-, EDTAなどがあります。またpHが高くなると金属イオンは水酸化物イオンとヒドロキソ錯体を作ります。この ...
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錯生成平衡の基礎 (2)
前回(2021/05/23)は、配位子の平衡濃度が既知の場合について、溶液中の化学種の平衡濃度を求めました。今回は配位子の平衡濃度が未知の場合について考えます。 <配位子の平衡濃度未知の場合の濃度計算> 一般に錯形成反応において、配位子の全濃度(式量濃度)は分かっても平 ...
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硝酸銀による塩化物の沈殿滴定-電位差滴定法
硝酸銀による塩化物の沈殿滴定を電位差計でモニタリングするときの滴定曲線を描きます。 以前に、指示薬としてクロム酸塩を用いての硝酸銀による塩化物の沈殿滴定(モール法)について説明しました(2019/05/26, 2019/11/17)。今回は電位差滴定法による滴定曲線をについて説明 ...
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