これまで溶解度を求める場合、主に 25℃における平衡定数を用いて計算してきました。なぜならば、一般に平衡定数値の測定は25℃で行うことが基準であり、教科書等では25℃での値が記載されていることが多いからです。しかし、実際問題として、異なった温度における溶解度を ...
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タグ:錯生成平衡
沈殿平衡の基礎(2)-副反応係数と条件溶解度積
沈殿反応に錯生成反応や酸塩基反応が関与すると溶解度の算出は複雑になります。このような場合、副反応係数の考えを導入すると計算が楽になります。 <<副反応の寄与>> 沈殿反応は次のように表されます。 MaLb(固体) ⇄ aM + bL ………① Ksp = [M]^a[L]^b ここで注 ...
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錯生成平衡の基礎(3)-pHの影響
前々回(2024-04-07)は非常に単純な系(すなわち金属イオンが配位子と反応するのみで他の副反応は起きない場合)について考えました。しかし、前回(2024-04-14)でも述べたように、実際の錯生成反応においては、多くの副反応が起きて、対象とする錯生成反応に影響を与えます。今 ...
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錯生成平衡の基礎(1)-錯生成定数と化学種濃度
「錯体」の定義は様々ですが、一般に「金属イオン」を中心に「孤立電子対を持つ陰イオンあるいは中性分子」(配位子)が配位結合して生成した化学種のことを言います。また、これらの錯体が生成する反応を「錯生成反応」と言い、金属イオンと配位子の間には「錯生成平衡」が成 ...
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